航空保安施設の保守業務概要

航空保安施設とは

■航空保安施設

航空保安施設とは、航空機の安全運航を支援するもので、下図に示すような空港内及び空港外に設置される施設です。航空保安施設は、大きく分けて下記の3種類に分類することができます。

  • (1)通信施設(Communication)
    航空機のパイロットと地上の航空管制官との連絡調整を支援する施設
  • (2)航法施設(Navigation)
    航空機のパイロットが自機の位置を確認するための施設
  • (3)監視施設(Surveillance)
    地上の航空管制官が、航空機の位置を把握するための施設

■経緯

平成10年に制定された中央省庁等改革基本法で、「航空交通管制に用いる機器の整備等について、民間の能力を活用すること」と規定された事に伴い、従来航空管制技術官が実施していた航空保安施設の保守業務が民間に開放されました。